次の授業でZine(手作り、ローコストの雑誌)を作ってV&Aミュージアムで販売する、
というプロジェクトをやるので、そのリサーチのため、ロンドン芸術大学の中でも特にメディア、グラフィックデザインに強いロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーション(London College of Communication、略してLCC)のzine collectionへ行ってきました!(もちろん学校からの指示でーす。笑)
ロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーションの雑誌コレクション
LCC(ロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーション)のジねCollectionとは、LCCが初期の頃から様々なジャンルのZine、フリーペーパーをコレクションしています。
コピー機で作った初期のものから、政治的なものや、ロンドンらしい多文化の入り交じるもの、アーティストの個人的な内面を綴ったものの他に、生徒が授業で作ったもの中から優秀な作品を毎年集めて補間していってもいるそう。
今回のZineプロジェクトでも、人気の高かった何人かの作品が、LCCのZineコレクションに加えられるそうです。
これは頑張らねば★
ちなみにこちらのZine Collectionはプライベートコレクションなので、いつも展示しているわけではありません。ただし、学校に連絡して、アポイントメントを取ると一般の人にも開放してくれるそうです。
さて、自分のZineのテーマは後々ゆっくりと考えることにして、今回はLCCのZineコレクションの中で見た素敵な作品たちをご紹介します。
↑カラフルな落書きのようなイラストが私好み。閉じると右上のように薄い表紙から1ページ目が透けて見えます。日本綴じになってるのも面白い
↑面白いテーマでした。optimism について。最終ページには鏡が貼ってあって自分の顔が映ります。その横には「あなたは本当にスペシャルな存在だよ」って書いてます。蛍光色に黒印刷も素敵。
music、politic、feminismなどについての独自の見解、リサーチを載せた初期のzineから、敢えてzineの形式をとったアーティストの作品集、イラストだけの作品集のようなzineなど、貴重なコレクションでした!